バリキャリ女性の婚活はなぜうまくいかないのか?
こんにちは。
婚活・恋愛アドバイザーの山内三咲です。
こちらの記事を読みました。
バリキャリ女性は男性を圧倒しすぎる
いわゆるバリキャリ、しかもフリーランスということで、大変頭がいい女性のようです。
ライターの大宮氏も記事の最後に書いているように、頭の回転が早いがゆえに会話もスピーディーで、多くの男性を圧倒してしまうのかもしれません。
女性政治家をイメージするとわかりやすいでしょう。
バリキャリ女性の売り手市場とは?
では、このタイプの女性のマーケット=売り手市場はどこか?というのが問題になります。
女性としては「自分よりも少し頭が良くて、同レベルの会話ができる人」という場合が多いのですが、これは正直難しいでしょう。
傾向として、ハイスペック男性は「品があり、一歩下がって自分を立ててくれる女性」を結婚相手に望みます。
この「一歩下がって」という部分ですが、会話を同じテンポでスピーディーに出来るという女性だと対象外になってしまうのです。
どちらかというと、おっとりと聞き上手で、アドバイスよりも受容できるタイプの女性が好まれます。
となると、この女性に求められる行動は
- 話し方を変える
- 自分を好んでくれる男性と多く出会い、そこから選ぶ
この二択です。
オススメは2。
1は個性や性格とも密接なので、本質的に変えるのは難しいからです。
このタイプを好む男性は
- スピーディーな会話も「若くてかわいい」と思ってくれる、一回りくらい上の男性
- 女性に圧倒されるのが好きな、年下弟タイプ
この二通りが考えられます。
実際にこの女性が結婚を考えていた男性も6歳年下。
タイミングが合わなかっただけで、相性は良かったのだと思います。
やみくもに出会うのは、非効率的です
いずれにせよ、やみくもに出会いを繰り返しても結婚は難しい。
数打ちゃ当たるとはいえ、かなりの数に出会わなければならず、そこにかかる時間を考えると厳しいものがあります。
まずは自分の本音と向き合い、どんな結婚・人生を送りたいのか整理することをおすすめしたいです。
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こんにちは。
婚活・恋愛アドバイザーの山内三咲です。
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お見合い後のデートが3回目に進めないワケ
今日は結婚相談所を使った婚活でぶつかる「3回目の壁」のお話です。
結婚相談所の一般的な流れ
結婚相談所では、何らかの形でマッチングさせた男女をお見合いさせ、その後2〜4回ほどデートしてもらい(この期間を仮交際といいます)、5回目くらいで他の紹介をストップする「本交際」にするか、これ以上会うのをやめるかを決断するのが一般的な流れです。
まず1回目のお見合いですが、相談所のアドバイス通りにプロフィールを入力し、写真をいじれば会うまではこぎつけられるでしょう。
多くの人は、一度会えれば「悪い人じゃない」ということは伝わるので、相手を選ぶタイプの人に当たらなければ2回目のデートまでは進めます。
通常うまくいく場合は、ここから順調に数回お会いして本交際となるのです。
問題は「3回目に進めない」というパターン
ところが、長く婚活を続けている人の中には「どうしても3回目に進めない」という方が出てきます。
どちらかというと男性に多いようです。
2回目まで進めるということは、ビジュアルは及第点のはず。
ということは「2回目」の内容がうまく行かなかったからに他ならないのですが、何がいけないのでしょうか?
「良い人」止まりは選ばれない
そもそも婚活以前の恋愛において、「良い人」ってあまりモテません。
それどころか、人によってはすごく嫌われるようなタイプの方が、案外相手は見つかるもの。
これは何故でしょう?
「良い人」というのは「印象に残らない人」とほぼ同義です。
不愉快な態度は取らないので「嫌な人」にはなりませんが、当たり障りない会話では楽しい気持ちにはなりません。
これではデートしても良い印象が残らず、「次は無しかな…」と思われてしまうのです。
それに対して、相手によって好き嫌いが分かれるタイプの方は、アクの強さで印象が残ります。
そこを「面白い人」と捉えた相手から、「次も会ってみたいかも…」と思われるのです。
会話が苦手でも「脱・良い人」になれる
当たり障りない会話と態度になってしまう人の多くは、とても控えめな性格です。
相手に嫌われないように話題に気をつけるものの、元々話すのが得意ではないため、会話が弾みにくいのです。
そんなタイプでも、「脱・良い人」になる方法はあります。
それは、徹底的に相手をおもてなしすることです。
今日会いに来てくれたお相手を、最大限おもてなしをしてみましょう。
時間を割いてくれたことに感謝の気持ちを表します。
そして、それを少しオーバーなくらいしてみましょう。
それだけで、お相手に残るあなたの印象は大きく変わります。
「相性」は後から作るもの。
まずはお相手を「おもてなし」することから始めてみませんか?
もし理想の条件通りの相手が現れたら?
スペック重視で婚活しても、それを満たす人の確率はかなり低いというお話は、先の記事で書きました。
理想の王子さまは存在するか?
では、実際に希望スペックを全て満たす人がもし現れたら、その人と結婚したいですか?
そんな夢のような出会いを実現したらどうなったか。
それを見せてくれる動画があります。
The Perfect Match。
あらゆる条件を満たした男性を探し出し、ブラインドデートの模様を撮影するというこの企画。
詳しくはぜひ動画をご覧下さい。
www.vogue.co.jp
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続編やシリーズがあるので、ぜひそちらもご覧ください!
ここからは、動画のネタバレを含めます。
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どんなに理想の条件が揃っている相手でも、実際に会うと「自分とはだいぶ違う」「気持ちが動かない」という事も多々あるということ。
つまり、結局は「会ってみないとわからない」ということです。
逆に、「理想の相手」として選ばれた男性の方は、案外ピンと来ていない。
「まあ、悪くはないけど…」程度の温度感なのです。
これは当然。
なぜなら、その条件はあくまで女性側の勝手な都合で、相性の良さの指標にはなりません。
「あなたが理想のタイプなの!」と一方的に言われても「そうですか…俺はそうでもないけど」というのが本音ですよね。
相性は二人で作り上げるもの
この動画は女性の理想のタイプを訊いた場合しかありませんが、男女逆にしても大体同じ結果になるでしょう。
いや、もっとひどいかもしれません。
なぜなら、男性は理想のタイプの女性をかなり若く設定する人もいるからです。
あとは推して知るべし…ですよね。
「譲れない条件」は確かにあります。
でも、お互いに大事な条件が一致しているかどうかが重要です。
そして、その条件も話し合いで譲歩できる場合もあります。
更に、譲れないと思っていた条件すら、本当に自分が心から求めているものではないこともあります。
周囲の意見で何となく、収入は◯◯以上がいいかなぁ…とか、年齢は近い方がラクかな…と思っていても、本当はそれも譲歩可能な条件かもしれません。
つまり、会ってみないと何もわからない。
条件から探そうとすると、本来の相性を見誤る可能性すらあるということです。
条件ではなく、理想の相手を探す方法は?
もちろん、相性の良い相手はいますし、そういう相手に出会いやすいコツもあります。
その方法はまた改めるとして、まず準備として「自分をよく知ること」が必要です。
自分はどんな人間なのか?
本当に自分が求めるライフスタイルは何なのか?
絶対に変えられない価値観は何か?
一度掘り下げて考えること。
ここからがお相手探しの第一歩なのは間違いありません。
そのスペック、本当に必要ですか?
婚活中陥る罠。
それは、相手のスペックばかり気にしてしまうことです。
昔は3高とよく言いましたが、結局いまもスペック重視は大して変わっていません。
アラフォー女性が望む結婚相手の男性像
- 年収600万以上
- 歳は40代前半
- 自分より身長が高い
- 大卒以上
これらの条件を「最低限このくらい」と提示するアラフォー女性は多いです。
ですが、果たしてこういう男性はどのくらいいると思いますか?
2017年就労構造基本調査によると、40代男性で年収600万以上は多く見積もって30%。
40代前半男性の未婚率は約30%。
ということは、40代前半未婚男性で年収600万以上は約9%、10人に1人もいません。
さらに27年度国勢調査によると、40代男性の大卒以上は36%。
年収600万以上かつ大卒以上の40代男性は約3%。
つまり100人に3人しかいないのです。
ここに「自分より高身長」を入れると、さらに数は減るでしょう。
そして、年収600万ラインの男性を希望しているのはアラフォー女性に限りません。
もう少し若い20代後半〜30代前半女性も、600万ラインの男性を希望する人が多いのです。
そうなると、自分より若い女性も含めて、3%の男性を奪い合うということ。
これはなかなか厳しい現実です。
スペックは本当に優先事項?
例えば年収600万、何となく漠然と思っていませんか?
大卒以上の学歴も同じです。
絶対数の少ない中から自分にぴったりの人を見つけるのは本当に大変です。
また、スペックを優先しすぎて、本当の意味での「相性」を見逃してしまうリスクも大きい。
スペック条件を一つでも減らせば、かなり確率は上がります。
スペックを見る場合、どうしても外せないものを一つだけに絞るというのも、探し方の一つです。
そのスペック希望、本当にあなたにとって絶対ですか?
それはなぜですか?
もう一度、よく考えてみてくださいね。
「一人が寂しいから結婚したい」と言うけれど
どうして結婚したい?
アラフォー世代で婚活中の方に私はよく質問します。
「どうして結婚したいですか?」
そうすると、決まって一定数の方が「一人で歳をとるのが寂しいから」と答えます。
確かに、一人は寂しい。
でも、一人が寂しいというだけなら、結婚という手段をとる必要はありませんよね?
シェアハウス、友達と同居、恋人と同棲。
いくらでも一人を避ける手段は存在します。
一人が寂しいという人は、おそらく「一人で死にたくない」という本音が隠れています。
「独居老人の孤独死」を恐れているのかな、と。
結婚しても、一人で死ぬ可能性は案外高い
65歳以上の一人暮らし高齢者の増加は男女ともに顕著であり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、高齢者人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、高齢者人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっている
つまり、今から3年前の時点で65歳以上の男性の10人中1人以上、女性の5人に1人は一人暮らし。
まだ晩婚化はさほど進んでいなかったはずの世代ですら、この数値です。
特に女性にに的を絞ると、5人に1人はかなりの数。
未婚・離婚・死別、あるいは別居のいずれかで「おひとりさま」の高齢女性は、既にかなりの数いるのです。
となると。
「一人が寂しい」=「結婚」は、解決策になりません。
寂しくないように穴を埋める方法は、現代ではいくらでもあります。
それでも結婚したいのは、本当に寂しいからですか?